Blog / LEQUIO DIARY

懐かしさと今だから。

 

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気づいたら出来上がっていたブランド

BIRTH OF RYUKYU

スタッフが頑張ってくれました。

人気のようです!熱烈感謝!

 

今まで分かっていながらもなかなか手を出さなかった

なんでだろう?

自分の住んでいる場所や物事に正直になれない反抗期のような時期があった。

分かってるんだけど、あえてやらない? カッコつけ??

沢山の人に「これいいじゃん」と言われながらも、分かってるけどやらない、やれない、この土地にいながらもこの土地のことを否定してる感覚はあった。最近はそういう感覚はどこかに行ってしまったかのようにそんな感覚は吹き飛んでしまった。

よく外に出るようになったからかな?

外から見た時に良さやがわかる時ほど悔しくなる。同時に「そろそろやってもいいのかな?」と思う。

実は10年近く前にベネトンのようなカラーバリエーションを沖縄の天然染色で出来ないかな?

と思ってちょうど沖縄県の事業で試作を行ったことがあります。

「沖縄デザイン戦略構築促進事業」

いかにも説明が必要で固〜い事業の名前ですが。これに関わってました。sub_ryukyu_shirt

その時に沖縄の天然染色を一から学んだ。

当時は僕自身は会社を辞めてフラフラと海外に行こうと夜中飲み屋のバイトをしながら日銭を稼いでいました。たまたまお話を頂いてこの事業の裏方をやっていました。

デザインもしてましたが元上司も一緒に関わっていたのでハイハイ聞きながら色々やりましたw

天然染料の得手不得手から濃色に染めるための布の下処理方法、サンプルを作るために山に染料を刈りに行く!

「俺本当はデザインやってるんだけどな〜」と思うくらいの農家のようなことを1月ほどやってました。

調べて勉強すると奥深い物も多く採ってきたばかりの染料は水気を含んでいる物もあったり、乾燥させる事で染料として使える植物があったり。焙煎の液体、鉄、アルミ、アルカリ性、など同じ染料でも染めた後につける液体や混ぜる液体の種類で色が変わったりする、科学の実験のような事をやった。

その時にいろんな工芸家、染色家の方たちとお話させていただいたのがきっかけで今でも交流があります。

でも沖縄の工芸や染色の業界は当時は今よりも閉鎖的で当時の自分が「こんなのやりたいんですが出来ませんか?」というと門前払はもちろん、よくあったのは「伝統工芸とは?」みたいな話を2、3時間平気で話す先輩方をどう口説き落とすか?

という事をやっていました。

伝統を守り継承していく事は大切です。

散々聞いてきました、散々聞いた後に「売れる物も作らないとね」と言われると親近感がわきますw

伝統を守り継承していく傍、しっかりと次の事も作り上げる、伝統という意味での形にはまってしまうと一時代で止まってしまい、古臭い物が残り続ける、一時代に焦点を当てた懐古物、希少性という意味ではもちろん素晴らしい。

でも今の時代に合ってるのか?は別次元

その意味では

「伝統は常に守りながらも壊し続けないと新しい物は生まれない、それであれば壊す事も伝統」だと僕自身は思っています。

 


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第一弾として沖縄に古くからある琉球藍を用いた昔ながらの染色方法でLEQUIOの定番商品のワンピースやブラウスに「Over-Dye」(製品染め)を施しました。

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琉球藍(リュウキュウアイ)は、本土の藍とは別種で沖繩で古くから栽培され、藍染の染料として使用されており、沖繩の伝統染織にとって欠かせないものですが、その栽培方法は過酷で、良質な葉藍を育てる高度な栽培管理技術、栽培や製藍の過程での重労働に耐える強靭な体力と精神力,発酵状態や石灰水の量を見極める長年の経験と熟練を要します。
その為、化学合成インディゴが発明されてからは殆ど使用されなくなってしまった染色方法ですが、一枚一枚、染めては洗うを何度も丁寧に繰り返す事で、化学染料では表現の出来ない独特の風合いや深みを持った”RYUKYU BLUE”となるのです。

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単純に藍染の商品でしょ?

で終わらせるよりも出来上がる工程や、ストーリーを感じてもらえたら嬉しいよね。

やまあい工房という工房で染めてもらった商品が多いのですが当時から上山さんというおばちゃんにお世話になっていました。

残念ながら最近亡くなってしまったのですが、色々上山さんには迷惑をおかけしましたし、いろんな仕事をさせていただきました。

そのうち上山さんとやまあい工房の事を書こうかな?

懐かしくなったな〜〜

当時を思い出すと「この商品はすべてを土に返すようにしよう」今の世の中人工的に作られた物しかない、人間が本来の自然を近くに感じる事の出来る物を作ろうと思っていた。

土から生まれ、土に還す

コンクリートの壁で覆われてエアコンの効いた部屋で過ごすのも悪くない、喉が渇けばすぐに水が手に入る、便利な世の中だ、移動も簡単に出来る、すぐに離れた人とも連絡が取れる、

でも森の中の清々しい空気の澄み具合、川の流れ

海の波打ち際の音色、

夜空と輝く星や月明かりで照らされる水面

砂浜に寝転がる事で普段は小さなベットで寝てるよりも広い開放感は質素でありながらも贅沢

もともとは身近にあるものだとしたらその良さを少しでも感じて覚えててほしい。

ここにはそれがあるよね〜〜〜〜

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