Blog / 沖縄の事

フェンスの中の異国

 

 

 

 

 

 

先日行ったキャンプコートニー

なかなか入ることの出来ない基地の中に招待を受けたのでお邪魔した。

基地の中に入ったのは大分久しぶりで幼いときから基地の中に入るのは僕らにとっては一つのイベントのようなもので、普段なかなか入ることのないフェンスの向こう側は一枚の金網を隔てたなかに異国の景色が広がっている。

すぐに行けるようでなかなか遠い自分の生まれた土地のはずなのになかなか足を踏み込むことの出来ない場所は、憧れのようで全く身寄りのない土地のように感じる、

 

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建物の並び方、形、デザイン、道幅、食文化、全てが違うように見えて沖縄に住んでいると身近に感じながらも頻繁に触れることの出来ない貴重な体験を幼い頃から憧れていた、年に数回カーニバル、インディペンデンスデイなど日本人が基地の中に入ることのできる日が来ると、みんなでこぞってバスに乗り身近な異国の中に入っていくことは冒険をしているようなドキドキ感があった。IMG_3541IMG_3613

特に中学生の頃なんかは軍人が基地の外で悪さしたり、大きな事件が多かったので基地の中にいくのは少し怖かった、でも見たことがない、なかなか見ることの出来ない、普段とは違う生活感の中を体験するために毎年楽しみにしていた、そのときは夜の九時を超えるようなら親父に殴られていたけど、その日ばかりは、殴られる覚悟、もしくは親父と行っていた、(姉は2日帰ってこなくて母親に半殺しにされていた、w)

 

 

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たまたま誘ってもらったので入る機会のあった場所へ行くと軍人がちょうど食事の時間でランチタイムの中バーガー屋の中で人と会って話していると、当然のごとく軍人が軍服を着てたくさん店の中に入ってくる。自分くらいかな、日本人は?でも普段は日本人がたくさんいる場所に慣れているけどその場にいると少し異質な感じがした。

いま自分がいるのは自分が生まれた土地?それとも全く別な場所?

いつもは考えることのないことが頭の中をよぎる、住んでいるけれど普段は足を踏み入れることのない場所、だから見慣れない光景、でもなぜか懐かしいような空間、大きなボリュームの食事、聞いてても音にしか聞こえず、言語に感じない英語、その場に身を置く事に違和感のような、居場所がいまはないというか,,,

IMG_3614でもこの場所が好きでいつでも来る事が出来るようになればいいのにな。って単純に思う、金網一つの境界線には幼い頃からみていて違和感を感じた事が一度もない、本来あるべきなのか?も考える事はなかった、小学生の頃から平和学習という面目で平和について考える事を授業としてやらされていた、

でも平和学習というよりも戦争学習のようなもので沖縄戦の勉強や、その当時の日本軍、アメリカ軍、戦争で起きた事,,,

そういう事にしか目がいかないような気がしていた、「平和への行進」など沖縄ならではのイベントというか小学生の頃はそういう集会に何度か参加させられた事がある。

自分が住んでいる土地の事のように思えない事、でも歴史として学んでいく事で見えてくる事、そして年をとって自分でみて感じている沖縄の過去、現在、そして未来の事を考えていると、このフェンスの金網一枚の存在が大きく、硬く、無機質なもののように感じるかもしれない、一面に長い距離をずっと続く金網の向こうの景色、中に入ると自分たちが住んでいる場所よりも自然が大切にされていたり、

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景観が綺麗だったり、沖縄の中にこんなに綺麗な場所が残っているんだ?!って感じるのは基地の中に多い、いますぐに入って見たいけどなかなかすぐには自分たちは入る事が出来ない、

でも入って見たい、入りたい、その場に行きたい、

いつになったら入れるのかな?

特別な事が出来るようにならないとその場所に入る事が出来ないのかな?と昔から考えていた。

自分はこの土地のいろんな事を知っている人間になりたい。例えば中を案内できるようにとかね。

昔から感じていた事を他人に伝えられるようになりたいな。

 

 

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