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人間は楽をしたがる生き物

モノを作っていたら色んな事が起こります。

いいことも悪い事も沢山起こります。

作るものが良い作品であれば反応も良かったり

悪いものを作っているつもりは無いのですが御意向にそぐわなかったり…

良い作品が出来た時には周りからの反応が良いので嬉しいですが、調子にのってしまって、頭の中に成功事例の様な事を無意識に刷り込まれていたりします。

「このぐらいやっていたら良いでしょ」

この言葉が頭の中に浮かんでしまったら最悪です。

 

「人間は楽をしたがる生き物だ」

 

無意識に楽な方向につい考えてしまいます。

経験を積む程、選択出来る範囲も広くなるのでもちろん精度も上がります。

 

僕は今服を作っています。

沢山のお客様に買って頂いております。

ですがお客様は「こんな物が有ったらいいな」と思っている時に僕が作る服に出逢った訳ではないでしょう。(もちろんそのようなお客様もいるとは思いますが)

お客様が一生懸命働いて創り出したお金を僕が作る服に対して何万円も払って購入してくれる訳です。

限られた財布の中のお金を僕の服に対して払ってくれるという事は支払った金額の対価として欲しいクオリティだったということ。

言ってしまえば

「良い意味でお客様の期待を裏切る」

今まで思いつかなかった物を僕達が提案する事で新しい気づきを与える事が出来たりする。

僕の服を買ってくれると言う事はそういう事だと思っています。

 

新しい物を創り出すことは難しいことです。

頭の中から徹夜して絞り出す事も有れば、

何も考えていない時にぱっと浮かんで出来たりもします。

時間軸で考えれば、前者は沢山の時間を掛けて何とか創り出す場合、後者はあっという間に作り上げます。

前者は「ラッキー」と思うのに対して

後者の感情は「あんなに時間を掛けたのに…」など意味も無い感情を持ってしまう事もあるでしょう。

でもどんなに時間を掛けていようが

思いつきで出来上がった物でも

お客様の目の前に出てしまった時点で同じステージに立つ事と一緒。

僕らは作り上げた物のクオリティで判断されます。

良い物は良い!

悪い物はどんなに頑張って説明してもダメな物はダメ!

 

厳しいけど現実…

 

でも何かを作り上げる人は絶対にこの事を頭の中においておかないと腐って行きます。

「こんなに時間を掛けたのに」とか「良いと言われたから作ったのに」「こんなに頑張った所を見てくれ」とか「時間がなかった」とか

はっきり言って無意味です。

「そんなに時間掛けて頑張って作ったんですね、気にいらないけど可哀想だからこれ下さい」という事にはならない、借りにこの理由でお客様が購入した場合は次にリピーターになるかな?

 

100%に近い確立で次は無い。

 

金額の大小や環境、どんな理由でも自分のクオリティに差を付けるのはセンスが無い!

常に最高の物と結果を求める事が出来なくては!

 

なぜならお客様はそれを求めていますから。

 

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