Blog / 嘉数 義成(かかず よしなり)

始まりの場所

IMG_5581-1024x768

数年前からの恒例になっている。

年始の三が日は一人で店に立っている。

普段は店に入る事も少なくなったので年始の数日はスタッフはみんなお休み、俺一人は店に立つ。

年末年始にしか沖縄に帰ってこないお客さんや、会いに来てくれる人、色んな人が出入りするけれど、少し飲みながら話をしていると「正月だから」と少し許されるような雰囲気での中で色んな会話を楽しめる。

毎日の事は店に立ったり、自分でお客さんと会話する事は少なくなった、でも7年前に自分で勢いで店をやり始めたときには、毎日店に立っていた。店の半分が工房になっていたのでミシンを踏みながら接客して、

お客さんの顔を見ながら毎日の製作に追われながらも1着1着の服を作っていた、それから店のスペースを広げたり、工房を店の近くに一件借りて移したり,,,

色んな事をやってきた、毎年毎年、ずっと色んな事をやってきた、そんなに激しく激動をくぐり抜けたわけではないけれど、色んな事があった。

ずっと一人で店に立っている時期や、お客さんと色んな話をしていたり、この場所でいままで店をやっていたからこそ今の自分がある。

年始に店に立ってお客さんの顔を見たり、自分でお客さんと顔を合わせて話したりしていると昔の事を思いだす。自分でやり始めたときに感じた事や、考えていた事、そして今との状況の違いや、自分でもなかなか普段考えない事だったりするので、年に1度のこの時期は必ず店に立っている、ある意味での原点を見直すような感覚でその場に立っていると、初心のような、そして「まだまだだね」と自分に言い聞かせるような数日間…

 

Comments

comments