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朝雪の初雪

驚くような寒さになかなか布団の中から出る事が出来ない。

暖房を切って眠るので朝方はとても冷える、起きて動き出すためにしばらく動く事が出来ない時間がある。毎日そんな事があるのだが、キーンと凍るような寒さ。窓からみた雪景色に驚く、昨日まで紅葉が残っていたのだが、葉の上に雪が乗り、落ちる事なく白い化粧をした木々が目の前に広がっていた。

青い空、青い海とは違った風景、毎日のように見ていた青空はそこにはなく、

曇った時に空から降りてくるのは雨粒しかほとんど経験をした事がないおれには

空から粉雪がふる景色は何度見ても始めて観たような感動を常に感じる、

地元の人に言わせれば「なんで雪で喜ぶの?」と話していた。沖縄からきた事を話すと納得と心配してくれる。寒い地域ならではの人の温かさを感じる、

暖かい地域にない感動と寒いからこそ身構える必要のある事は

間違えると命に関わる。

暖かい地域なら酒飲んで外で寝てても凍え死ぬ事は考えられない。でもこの場所では確実に死に直面する、部屋の中で暖かく暖房をつけて暖をとる事で生活している、一枚壁の向こうには寒空が広がる、動物とは違い人間は衣服を着る事を選んだ種族、裸では凍えてしまう。

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部屋の中で寒さに守られていれば裸で過ごす事も可能だろうが外では無理だ。一枚の壁を境に生と死が隣接しているのを感じる。

灯油、薪、暖をとるための消耗品、

暖をとるための身支度は慣れればどうって事ないのかもしれないが数もやる事も多い気がする。

日々の準備と必要なものが有るか?その確認に目を光らせる事が生活の中に組み込まれている、寒い地に生きている事での血の中に刻み込まれているとも言える。

よく仕事でも言われるのが

南国の人はのんびりとしている、

寒い地域の人は用意周到で仕事の段取りが上手なので仕事ができる人が多い。

住んでいる環境でもちろんそれは有ると思う。

沖縄に長く住んでいるとわかる。生まれも育ちも沖縄であれば、地元に住んでいれば餓死する事は考えにくいし、多少の社交性があれば、なんとか生きる事ができるし助けてくれる親戚や友人もいると思う。

寒い地域の人たちは有る意味では冬の時期は寒さに耐えるだけではなく、耐える、我慢を強いられる季節だ、寒い地域で農家をやっていれば冬の前に仕事が終わってしまう、不作だと死活問題だ、冬を越すために昔の人たちは食料を備蓄して冬を越す準備をしなければならなかった、数ヶ月の雪の時期を過ごす準備は1日で行う事は出来ない。

今の時代でこそ暖房器具は充実しているし電話一本で灯油を運んで来てくれる、ネットで注文した商品が翌日に届く事もあるので便利ではある。

でも寒い地域で生まれ育ち、冬を越す経験をしてきている人々は肌で身の危険を季節に感じている。

死を身近に感じる事は1日を大切に生きる事、日々1日を大事に生きる準備をしている事になる。

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