Blog / AQUANOME嘉数 義成(かかず よしなり)物を作る

真夜中の鍾乳洞

真夜中の鍾乳洞にいると不思議な気分になります。
普段日中は人の出入があり水の落ちる音も聞こえないような喧騒、真夜中には日中に聞こえる様々な物音がなくなり、シーンと静まり帰った広い空間が広がる。

ぽとぽと滴り落ちる水滴は天井の割れ目から随時流れ落ちてきている、

今回4月1日に開催されるAQUANOMEというグループのアーティストのEPOさんの衣装を担当している。

その衣装のイメージとAQUANOMEのイメージに合うように舞台の演出にもどうせなら懲りましょう。空間を演出するという舞台装飾は初めての仕事、やり始めたら予想はしていたけれど体力勝負。設営のため営業時間後の夜からの作業。

衣装のお話を頂き色々なお話をしました、お家にも何度もお伺いし酔い潰れるまで飲んで翌日の午前中になんとか起きて朝ご飯をいただいて帰るというなんとも厚かましくも迎え入れて頂いています。笑

ガンガラーの谷という鍾乳洞の中でのライブは去年初めて観客として参加させていただいた。
数万年も前から存在する鍾乳洞の空間の中での音楽は一度は体感してほしいと思う。
周りの壁に音が反響するだけではなく。
空間、場の持つ力というものを強く感じる。

4月1日のライブの衣装のお話の中から空間の話になり、「一度鍾乳洞のツアーに参加しよう」ということになり一緒に鍾乳洞の周りや大自然の木々の中をすり抜けていくツアーへ参加。

人や自然、色々なイメージを一杯受け取ります。
そのイメージを具現化、AQUANOMEの世界観をどんどんと自分の目線で引き出す、または潜在下にある魅力をどうやって新たな気づきとして提案するか。
普通にオーダーされる衣装を作るのであれば俺じゃなくていいだろう、

話していれば今まで活動してきたこともあるので確かにある程度のイメージは伝わってくる、その中でも世界観やイメージを形にすることができる。
相手の中にあるイメージを読み取り、自分の中でのプラスのイメージと新たな提案、存在するイメージを骨組みに自分の中で肉付けをしていく。
自分の中で十分に納得できるようにイメージを固めていく、手も動かす、試しに形を作る、

 

作ってみては、

違う…

違う…

なんかいい感じになってきた、このまま形にしてみよう

やっぱりなんか違う…

 

もう一度やってみよう、もしくは誰かと話してみよう…

 

何も思い浮かばなければ別の仕事をしておこう…

 

ひらめくよりも探して片鱗を見つけた瞬間にパッとひらめいたり。
たくさんの問題の雲やもやが一瞬にして晴れていく。

そんな日々を送っていく中でポロポロっと何か少しづつ落ちてくる欠片を広い集める。

失敗もたくさんある。

そんな中随時形になっていく。

神話の世界、時空、時間、地域や言語を超えたイメージが重なり有っていく。
そんなイメージを最初にこの鍾乳洞から受けとった。

 

 

ぶつくさと独り言をつぶやくなか、

これから鍾乳洞へ出かけます。

 

 

 

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2017年4月1日(土)
EPO AQUA NOME GANGALA
会場:沖縄 南城市 ガンガラーの谷ケイブカフェ
開場:18:00 開演:18:30

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