Blog / 琉球藍

広げながら深めながら

植え付けを初めてからどんどんと成長していく様を見て喜んでいます。

植物の成長を見ていると一朝一夕には成長しない事は分かっていながらも毎日観察を続けていると日に日に姿が大きくなって、幹が太くなり、葉が増えて力強くなってきている様がとても新鮮。

成長を喜びながら植物に励まされながら土に手を突っ込んでいる日々を過ごしていると普段捕らわれている概念や生活の事や常識など色々なことをリセットする事が出来るので特にクリエイティブな仕事をしている人には農作業をとてもオススメします。

梅雨時期に大きく成長する事を想定して植え付けを行いましたが、今年の沖縄は梅雨入り宣言がどこに行ったか分からないくらいカラっ梅雨、なかなか雨が降ってくれません。そのため畑の近くにある農業用水と言われる地元の農家が使うことの出来る農業用の水を散水する。軽トラにタンクを乗せ数百キロの潅水用の水を畑に運搬して潅水する。数回往復することで十分な水を畑に撒いていく、1、2トンの水の潅水はすぐ無くなる。

普段は全く異なる仕事をしている人ほど一度畑に来るとハマる、半年前とは畑の風景も違います、計画を立て、着工してからは一気にスピード感を意識して進めているので、あっ!と言う間に出来上がっているように感じるかも知れません。一度参加して自信が土に手を突っ込みスコップを土に挿し、植え付けた琉球藍の姿が気になって畑に頻繁に来る人もいる。

ハウスの中の植え付けを終え外の畑の作付け面積を広げて行きます。前回は一気に大きなトラクターを入れ、機械のおかげで一気に畑の土をひっくり返し混ぜ込むことが出来ましたが、この日着工した区画は大きな石や何年も前に立てられていたハウスの残骸が残っているため大きな機械を通すことが出来ないので耕運機を使用して地道に徐々に畑を掘り返してきました。区画によって肥料の配合率を変え実験を行います。観測をしていく事で最適な育て方を確立していこうと考えているので様々な方法を実験。

もともとはこんな状態だった場所

最近畑になった。

移り変わる状況を指示して畑の設計をしながら計画を立てている中で見ている光景がどんどんと変わっていく。何年も手つかずの土地を開拓してきた事でこの場所をさらに生かしていくことが出来るのは場所の成長を見ているような感覚だ。

広げる事はどんどん出来ても生体、農法、成分、まだまだ未知の領域は広く先行きはまだまだ長い。広げていく事で浅くなる物事よりも、広く深く根を付かせるように知識も見解も規模少しづつだがスピード感を持って進めていく。

自分が分からない事は専門家へ教えを請う、

重機の運転が出来ないので地元の農家さんの力を借りる、

一から全てを一人の力で行う事には限界がある、広い土地を見て、実際に自分の足を踏み入れ、手を動かしていると自分自身が一人で出来ることの範囲の狭さ、小ささを感じます。

でも見えている景色や未来のことを想像すると一人の力で進めていく事ではいくら時間があっても足りない…

この場所からスタートする事を決めて自分の背丈を優に超える草木を相手に草刈機と鎌を持って入り混んで進んで行った日々から、広く切り広がり、すんなりと足を踏み入れることが出来るようになった場所の土を踏んで進んでいく元々あった景色を変えていく、畑に来ると必ずスタートの時の風景が頭の中を過ぎります。

最初は足を踏み入れるのも困難だった場所がどんどん変わってく後継は懐かしくも嬉しく、そして関わっている人たちが誇らしげに話せる事をやっています。

 

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