LEQUIO

LEQUIO 2017 SPRING & SUMMER COLLECTION



Runway

Look

Photo by MAKIKO NAGAMINE

Overview

― BREEZE ―

此の地に吹く、 潮を纏った「風」に息吹を称えられて育まれた草木たち。

先人達の生きる為の知恵によって、 此の地特有の自然により生み出された草木を、

生活に彩りを加える為 活用してきた染色技法。

人の手により紡がれたもの、元よりそこに 力強く自生していたもの達、

それらは全て、雨、水、土、風、によってその幹を太くし、

色彩を豊かにしてきた。 土地も人もファッションも、時を経て姿形を変えていくが、

それらに豊かさをもたらす万物は、生涯 普遍的なものである。 変わりゆくもの(ファッション)を、

普遍的なもの(自然)で彩りを添え、

「LEQUIOの普遍として愛されている今まで」と、

「変わりゆくこれから」を融合し、 沖縄の「土地」と「人」によって生み出された匠の技とともに、

悠久の【breeze】を体感できるコレクションを展開する。

琉球藍をはじめ、ウージ染め、フクギ染めを使用し、 自然から取れる色彩を主に用いたコレクション

「ファッションの元々の起源は農業にある。」

「農」の部分から携わり生産開発を行う事を主とし、

ご協力頂いた沖縄の染色技法を携えた職人達が生み出した

「色」と、新たなLEQUIOのラインナップを是非ご堪能下さい。

Greeting

この度は、Amazon Fashion Week TOKYO LEQUIO 2017 Spring & Summer Collectionにご来場いただきまして、誠にありがとうございます。今回のコレクションは沖縄のリュウキュウアイを中心として天然染料を使用し沖縄の文化をふんだんに取り入れたものとなっております。

始まりは私の家にあった一枚の芭蕉布で作られた着物でした。 LEQUIOというブランド名で沖縄からファッションを作り上げる事に目を向け、8年になります。

母親が琉球舞踊の講師をやっているため家の隣には琉舞道場があります。朝から琉球舞踊の音楽、民謡が常に流れている環境で育ちました。 道場の倉庫の整理のために倉庫の奥から母親が出してきた一枚の芭蕉布の着物はひいばあちゃんが子供のころに着ていた着物でした。それは、今まで生きてきた中で、自身の内で作り上げてきたファッションの概念、年を追うごとにトレンドが塗り替えられる歴史の塗り替え作業のようなものとは異なり、今までに感じたことの無い圧倒的な存在感でした。

現代では博物館にあるような布が自分の家の中にあった事、そしてその着物の語る時間の厚みや今の自分では到底作ることの出来ないという説得力のようなものを感じました。戦争を経験し、誰の袖を通すこともなくても、その布が見た時代、世代を超えた迫力に圧倒され、涙しました。 世代を超え、時代を超え、それでも残り続ける意味のあるもの、沖縄にあり続ける意味のあるものを作り上げたい、その想いから今回のコレクションの製作は始まりました。

沖縄の自然の中に存在する染料、伝統的な色をふんだんに取り込み、自然と共に生活していた自分のルーツを遡るようなコレクションを作りたい。そしてLEQUIOというフィルターを通し、ファッションとして生まれていく。そのような想いで今回のコレクションを発表いたします。

今回ショーを行わせていただく会場・建物は沖縄の米軍住宅文化の始まりの場所、日本の都市計画の数十年も前に地下配線を取り入れるなど、大変歴史のある場所でコレクションを発表させていただくことになりました。

思えば私のファッションへの道筋は、廃業中のホテル建物内で行われたファッションショーを見たのが始まりです。当時私は高校2年生でした。 そのときに初めて「現場」というものを見た事が、ファッションに進むきっかけになりました。

今回この場所は、私自身にとっても、今の私を作り上げる始まりの場所です。 このような発表の機会を頂きまして、本当に感謝しております。 また、このコレクションを作るにあたり、多大なるご協力を皆様からいただきましたこと、深く深く感謝を申し上げます。

LEQUIO 嘉数義成

NEXT LEQUIO’s SCHEDULE

10/18(火)〜10/20(木)
PR01. TRADE SHOW (バイヤー、プレス向け)
場所:EBiS303

10/25(火)〜10/31(月)
LEQUIO pop up shop
場所:デパートリウボウ 2F

11月上旬
LEQUIO 2017SS 受注会(一般、顧客様向け)

Credit

― Designer ―

Yoshinari Kakazu, Hiloki Deliva

― Wear making team ―

Katsumi Makabe, Chisato Yuasa, Hisayo Kakazu, Mitsuki Kawabata, Manami Ikemura, Ayumi Fukuchi, Yuya Nakachi, Shoko Matsutake, Sayako Inamatsu, Kazuma Kogure, Naofumi Yoshimoto, Mako Arakaki

― Dyeing ―

琉球藍 ― 藍ぬ葉ぁ農場 http://www.ainubaa.com
フクギ染 ― 中嶋プランニング http://www.botanica.co.jp
ウージ染 - 豊見城ウージ染め協同組合 http://www.u-jizome.jp

― Hair make ―

Dear’s -hair make by lasie- http://dears-hairmake.com
Mimu de homme http://www.mimu-de-homme.com
Tomoyo Sakai

― Model Production ―

RISING OKINAWA http://www.rising.okinawa
SOUTHERN CROSS http://www.scross.jp
The Connection http://the-connection.jp
enve -ENVE MODEL MANAGEMENT- http://enve.co.jp
CASTING OFFICE LONA http://www.castingofficelona.com/home/

― Runway, Finale music ―

SONARISE Production

― Shoes support ―

三鈴商事株式会社 http://www.misuzu-shoji.co.jp

― introduction BGM ―

Antonio Carlos Jobim -WAVE-

― LEQUIO ―

Yuki Ikezawa, Maino Tamaki, Minami Yamada, Emi Inoha